「ドキドキしなくても大丈夫」恋愛経験少なめキャリア女子の婚活:結婚相手の見極め方&質問リスト
大阪の結婚相談所ハレサポ 婚活アドバイザーの櫻木由佳です。
30代以降で婚活をしている女性の中には、
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「条件は悪くないけど、この人でいいのか分からない」
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「いい人だけどドキドキしない…これって断るべき?」
- 「幸せな結婚は相手を好きにならないと。でも…好きって感情が分からない」
といった悩みを抱えている方が少なくありません。
これはまさに結婚相手の 「見極め方が分からない」問題 であり、相談所に来る女性に共通する大きな壁です。
さらに、私がこの記事を書いたのは、開業して2年目の頃に出会ったある40代女性のことを思い出したからです。
「大好きな人じゃなきゃ結婚できない。ドキドキしないと意味がない」「長年の夫婦みたいなデートでときめかなかった」と話していた彼女。
結果的に、数々の真剣交際やプロポーズも断り、自由に恋愛を楽しむ道を選びました。
もし、同じように迷う女性がこの記事を読んで「大切な時間を自分の幸せのために使おう」と思ってくれたら、心から嬉しいです。
1. 「いい人だけど決められない…」婚活女子のあるある
お見合いをしても「決定打がないから」と悩み、断ってしまう。
仮交際をしても、なぜか一歩踏み込めない。
真剣交際やプロポーズの場面でも「本当にこの人で大丈夫?」と迷ってしまう。
これは、恋愛経験が少ない女性や、効率的に婚活を進めたいキャリア女性に多い悩みです。
2. 「ドキドキする感情がよく分からない」ソレ分からなくていい
ある30代女性会員さんの言葉が印象的でした。
「会いたくて胸が震えるって?どんな感情か分からない…」
西野カナさんの『会いたくて』のフレーズを例えたものです。
実は、恋愛している人が皆、胸が震えたり、胸を焦がすような大恋愛をしているわけではありません。
恋愛経験が少ないキャリア女性には、この「ドキドキの意味が分からない」という感覚、とても共感できます。
10代の頃、男子と目が合ったり手が触れたりして感じる「ドキッ」とする瞬間。
大人になると男性との接し方にも慣れてきますし、働き女子ならビジネスライクな関係性は心得ていますよね。
そして「恋愛をしないと、相手を好きにならないと結婚できない」「幸せになれない」と思っているなら、それは誤解です。
3. 私も恋愛経験が少なく、仕事とビールが好きなおっさん系女子でした
少し自己開示すると、私自身も恋愛経験が少なく、当時は仕事とビールが好きなおっさん系女子でした。
婚活こそしていませんが、25年の結婚生活と、9年目の婚活アドバイザー経験からはっきり言えるのは──
結婚相手に本当に必要なのは、胸を焦がすようなドキドキではなく、安心感・信頼・そしてお互いを尊重できる関係です。
4. 婚活女子が「もっと理想を探したくなる理由」
また、婚活をしていると、つい「もっと理想の人を探さなきゃ」と思いがち。
その背景にはこんな心理があります。
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後悔したくない
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好きじゃないと結婚生活を続けられないかもという不安
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もっといい人がいたかもしれないという幻想
でも、離婚しているカップルの多くは恋愛結婚。
「あんなに大好きだったのに…」と後悔しているケースも少なくありません。
一方で、お見合い結婚は離婚率が低いのが特徴です。
それは結婚までに十分に将来のことを話し合うプロセスがあり、仲人の客観的なアドバイスも入るからです。
5. お見合いでチェックしたい「第一印象リスト」
お見合いはたった1時間。
条件面はクリア済みなので、当日は第一印象から「人となり」を知るチャンスです。
【第一印象リスト】
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清潔感(髪・ヒゲ・服装・爪・におい)
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会話のキャッチボール(コミュニケーション力)
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笑顔や誠実さ(目を見て話す、相槌、)
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自分への興味・関心(プロフィールを読んで質問くれるか)
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スマートな振る舞い(支払い、姿勢、歩幅を合わせてくれる、エスコート)
→一緒にいて「気になるところがない」「居心地の良さ」を感じられるかがポイントです。
6. 仮交際デートで深掘りしよう「人となりを知る質問リスト」
仮交際中のデートは、恋愛のデートと違って“楽しむ”だけでなく、“お互いを知るため”のデートです。
少しずつでいいので、自己開示をしながら話し合うことをおすすめします。
【人となりを知る質問リスト】
① 生い立ち・家族
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子供の頃のこと
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両親や兄弟との関係
② 学生時代
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頑張ったこと(部活や勉強、生徒会やアルバイトなど)
③ 仕事・キャリア
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その仕事に就いた動機(転職も含めて)
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やりがいを感じる瞬間
④ 困難・挫折
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悩みや挫折の経験
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どう乗り越えたか
⑤ 将来・価値観
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将来の夢
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結婚観・人生観
女性側も自己開示することが大切です。
「私はこういう学生時代でした」「仕事ではこんなことを大事にしています」と自分が話すことで、相手も安心して本音を話せます。
こうした大切な話をしあえるかどうかが、相手との信頼関係に繋がっていきます。
真剣交際に入る会員さんたちには、人となりを知る話し合いをするようアドバイスしています。
なかには、過去の恋愛や交際経験についてお互いに話し合うケースも。
実際に「彼氏が借金もちで別れた」という辛い経験を打ち明けた女性がいました。
しかし、それをきっかけに一層信頼関係が深まり、安心してお互いの価値観を共有できるようになったのです。
もちろん、そのお二人は無事に成婚されました。
信頼関係とは、過去の弱さや痛みも安心して共有できるところから始まります。
7. まとめ:理想より「信頼・安心・尊重」で見極めよう
婚活をしていると、たくさんの登録会員の中から「もっと理想の人を探さなきゃ」と思いがち。
でも本当に大切なのは、
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話し合いができて信頼関係を築いていけるか
- 自分を大切にしてくれて、一緒にいて安心できるか
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お互いの大切な部分やこだわりを尊重し合えるか
お見合いでは①第一印象のチェック、デートでは②人となりを知る質問、そして③自己開示をして会話を深める。
この3つを意識するだけで、効率よく相手を見極められます。
ひとりで判断が難しいときは仲人と一緒に振り返ることも大切。
婚活は条件ではなく、理想よりも「信頼・安心・尊重」で見極めることが、幸せな結婚につながります。
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この記事を書いた人
櫻木 由佳(さくらぎ ゆか)
大阪市で結婚相談所「ハレサポ」を個人で運営、現在9年目。
30代・40代で結婚を考えている方、シフト勤務で出会いがない方、交際経験が少ない方や、お相手にこだわりのある方、出会いに慎重な方のサポートが得意です。
「会員ファースト」で一人ひとりに寄り添い、安心できる出会いと結婚までの道のりを全力でサポートしています。
あなたの婚活を応援します。