婚活で年収を「高望み」と言われたら|年収の前に見るべきものとは?
「それ、高望みじゃない?」
「500万円以上って、男性の平均年収より高いよ」
婚活をしていると、そんな声を耳にすることがあります。
そして、いつの間にか、
「高望みだと思われたくない」
「希望を言ったら、現実が見えていないと思われるかも」
そう考えて、自分が本当に望んでいることを言えなくなっていませんか。
希望年収がわからない理由
30代女性の初期設計セッションでも、
「相手にいくら求めればいいのか、正直わかりません」
という話が出ました。
希望がないわけではありません。
自立した関係を望んでいる。
結婚後も仕事を続けたい。
お互いに支え合い、対等に生活を運営したい。
けれど、具体的な金額を聞かれると答えられない。
一緒に紐解いていくと、
「高望みだと思われたくない」
という気持ちが、数字を言えなくしていました。
希望年収は、他人がどう思うかで決めるものではない
希望年収は、他人がどう思うかで決めるものではありません。
自分がどんな結婚生活を送りたいのか。
二人で現実的に生活を運営していくために、どのくらいの収入が必要なのか。
そこから考えるものです。
その人によって、年収に求める意味は違います。
だから、金額だけを切り取って「高望み」と判断することはできません。
では、年収の前に何を見ればいいのか。
答えは、二人の生活費です。
年収の前に見るべきは、二人の生活費
セッションでは、相手の年収を先に決めるのではなく、二人の結婚生活から考えました。
住居費。
水道光熱費。
食費。
通信費。
保険。
貯蓄。
それぞれが自由に使えるお金。
生活費と個人のお小遣いを分けた場合、二人でどのくらいの収入があれば、無理なく暮らせるのかを考えます。
さらに、
- 育休や時短勤務で収入が減った場合
- 転職や体調の変化があった場合
- どちらか一方の収入で一定期間生活する場合
にも、家計が回るのかを確認します。
そこで初めて、
「これくらいの世帯年収があれば安心できる」
「相手には、このくらいの収入があれば現実的に生活できそう」
という数字が見えてきます。
相手の年収額だけを見るのではなく、二人の生活が変化やリスクにどれだけ耐えられるか。
そこから逆算して、初めて希望年収に根拠を持てるのです。
お金は、暮らしそのもの
セッションの最後に、彼女は、
「自分のお小遣いと家のお金を分けて、きちんと管理してみたいです」
と話してくれました。
相手に求める年収を決める前に、自分たちの暮らし方を具体的に描いてみる。
そうすると、相手に求める年収の話は、いつの間にか自分自身のお金の使い方や、結婚後の家計管理の話に変わっていきます。
お金は、単なる婚活条件ではありません。
どこに住むのか。
どのように働くのか。
子どもを望むのか。
どのくらい貯蓄したいのか。
何にお金を使い、どんな毎日を送りたいのか。
お金について考えることは、自分が望む暮らしを考えることでもあります。
まとめ「高望み」ではなく、生活費とリスクヘッジから考える
婚活では、希望年収だけが切り取られがちです。
けれど、年収の前に見るべきものは、二人の生活費と、収入が減っても家計が回るかどうかです。
- 住居費や光熱費などの固定費を洗い出す
- 生活費と個人のお小遣いを分けて考える
- 育休・時短・転職などで収入が減ったときにも生活が回るかを確認する
ここまで具体的に考えて初めて、「これくらいなら安心」という金額に根拠を持てます。
「高望みだと思われたくない」という理由だけで、希望を曖昧にする必要はありません。
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