婚活で見るべきは「性格」じゃない |論理派男女を苦しめる“昭和OS”という見えない意思決定

婚活で「自分を修正しなくていい」世界を、私は作りたい

私は、結婚して夫や家族の期待に応えようと、昭和OSを自分に当てはめていました。
家事を一手に引き受けて、多忙な夫を気遣い、ゴミ捨てさえ厭いませんでした。
(*昭和OS:男性は外で稼ぎ女性は内で男性を支える昭和の価値観)

ワンオペ。

なんで女性だからって、妻だからって家事をやって当たり前なの?
こんなことを考える私がおかしいの?

日々の生活の中で、どんどん言葉を飲み込み、気づけば自分の殻に入っていました。

昭和OSを選択したのは、誰かのせいでもなく、あの時の私自身だったはずなのに。

 

でも今なら、はっきり言えます。

自分のOSを修正する必要なんて、なかった、と。

論理派が「詰む」婚活の前提

交際のお断り理由で

「価値観が合わなかった」
「好きかどうか分からない」


そう片づけてしまう人は多いです。

でも、私が現場で見てきた違和感の正体は、もっと手前にあります。

それは——

意思決定のOSが、無意識に無意識に刷り込まれている
昭和OSのまま婚活市場に放り込まれていること。

好き

交際

結婚

恋愛結婚はこれが正解。
しかし、婚活でこの一直線の前提で動こうとすると、論理派の人ほど、必ず詰みます。

※ここで言う昭和OSとは、
「結婚とはこうあるべき」「夫婦とはこう振る舞うべき」という
役割分担と感情配慮を前提にした意思決定モデル
のことです。


論理派は「冷たい」のではない

論理派は、感情がないわけではありません。

ただ、感情派と順番が違う。

  • 感情派:
     感じる → 話す → あとで考える

  • 論理派:
     考える → 感じる → 言葉にする

この違いを無視したまま、

「何を考えているのか分からない」
「LINEの返信がそっけない」
「思っていることを言葉にしてくれない」

そう評価され続けたら、どうなるか。

——もう、何も言いたくなくなる。

これは性格の問題ではなく、
OSの互換性の問題です。


感情配慮は、人格ではない

ここで、私ははっきり言いたい。

感情配慮はスキルであって、人格ではありません。

 

でも現実の婚活では、

  • 配慮できない=人として未熟

  • 言葉が足りない=思いやりがない

そんな評価軸が、今も根強く残っています。

以前の私自身も、
その昭和OSのアドバイスを疑いなく使っていました。

だからこそ、今ははっきりと違うと言えます。


婚活で見るべきは「性格」ではなく、二人の思考OS

私の結論は、シンプルです。

婚活で見るべきは「性格」ではありません。
二人の思考OS(意思決定の仕方)です。

  • 論理派 × 論理派

  • 感情派 × 感情派

  • 論理派 × 感情派

どれが正解・不正解ではありません。

論理派の人にとっては、
現実的に選択肢はこうなります。

  • 論理派(自分) × 論理派(相手)

  • 論理派(自分) × 感情派(相手)

私は後者、
論理派 × 感情派という組み合わせを選びました。

正直に言えば、
すり合わせは想像以上に難しかった。
離婚の危機も、数え切れません。

なぜなら、そこには「話し合えばわかり合える」という単純な世界はなかったからです。

感情派は、
感じたことをすぐ言葉にします。
それは、相手を責めたいからではなく、
わかってほしいから

一方で論理派は、
その感情がどこから来たのかを考え、
どう返せばバグが解消するのかを検証します。
だから、黙ります。

この沈黙が、
感情派の不安と怒りを増幅させる。

——このすれ違いは、
努力不足でも、愛情不足でもありません。
OSの仕様差です。

それを理解するまで、
私たちは何度もぶつかりました。


それでも結婚して26年経った今なら、はっきり言えます。

どちらでも、大丈夫。

なぜなら、重要なのは
「どのOSを選ぶか」ではなく、
違いがある前提で、どう運営するかだからです。

論理派 × 論理派は、
言語が近く、合意形成がしやすい。
衝突は少なく、平穏な日常を築きやすい。

一方で、
論理派 × 感情派は、
同じ景色を見るまでに時間がかかる。
でもその分、
自分の外にあるOSに触れ、
意思決定の幅が広がる

楽ではありません。
けれど、お互いに学びが多く、
自分ひとりでは見えなかった視野が、確実に広がります。


平穏な日常を選ぶのか。
成長し続ける日常を選ぶのか。

どちらが上でも、下でもない。

自分は、
どんな人生の運営チームを作りたいのか。

それを選ぶのは、
他でも、世間でもなく、
あなた自身です。


バグが起きたときに、どう向き合えるか

結婚生活に、バグは必ず起きます。(*バグ=不具合)

問題は、バグが起きないことではなく、どうデバッグできるか(*デバッグ=不具合を見つけて修正すること)

自分を修正する必要はありません。

論理派が論理派であることを、直さなくていい。

バグを検知し、
構造を理解し、
解決策を考えようとするあなたを、

私は心から尊敬しています。


人生のOSを、一度整理しませんか

もし今、

  • 婚活で理由のわからない違和感が続いている

  • 感情論のアドバイスに疲れている

  • 自分がおかしいのではと感じている

そう思っているなら。

それはあなたの問題ではなく、OSの前提が合っていないだけかもしれません。

私は、
論理派が論理派のまま呼吸できる婚活を、本気で作りたいと思っています。

▶ 人生を整える「作戦会議」はこちら
(ロジック婚活・個別相談)

※次回のコラム第2話では、「感情はどう言語化すれば“武器”になるのか」を扱います。

この記事を書いた人

櫻木 由佳(ハレサポ代表・婚活戦略コーチ)

「脱・恋愛至上主義。人生を最適化する【ロジック婚活】の専門家」

前職のインテリアプランナーで培った「逆算型工程管理」と、ヨガマネージャーで100名規模のプロジェクトリーダー経験を婚活に転用。
「結婚は人生最強の運営チーム作り」と定義し、2017年にハレサポを設立。


■ コンセプト:感情のバグを取り除き、知性で選ぶ
「好きかどうか分からない」のは、人生を失敗させないための高度な生存本能(知性)
不確かな恋愛感情に頼らず、「人生の運営ルール」を論理的に決める、知性派のための戦略的婚活を提唱。

■ ハレサポの流儀:提供するのは「お世話」ではなく「戦略」
私が売っているのは「成婚」ではなく成婚の先の**「平穏な日常」という価値**です。
貴重な時間の損失を防ぎ、最短ルートで「人生最適化」をサポートします。


IBJ正規加盟店、基礎心理カウンセラー。大阪在住、夫と息子、娘の四人家族。