婚活で「価値観が違う」と断られる本当の理由──性格ではなく“思考OS”の問題だった

──話し合いができないのではなく、思考OSが噛み合っていないだけ

話し合いがうまくいかない正体は、性格ではない

婚活でよく使われる
「価値観が違う」というお断りの常套句。

価値観の違いって、何でしょう。
そもそも、価値観は違って当たり前なのに。

この言葉を受け取った瞬間、
思考が止まり、フリーズしてしまった経験はありませんか。

その正体は、これです。

話し合いの前提となる思考OSが噛み合わず、
「この人と調整し続ける未来が見えない」と判断された、無言の決断。

これは、性格の問題でも、相性の善し悪しでもありません。


婚活で起きている“すれ違い”の正体

婚活の現場では、よくこんな声を聞きます。

  • 条件は合っているのに断られた

  • 価値観が合わない・話し合いができない

  • コミュニケーションが難しいと判断された

でも実際に現場で起きているのは、

「話し合いができない」のではなく、
話し合いの“仕様”が共有されていない状態
です。

つまり婚活では、「話し合いができるかどうか」より先に、
「話し合いの前提を共有できそうか」が無意識に見られています。


昭和OSが前提になったままの婚活

恋愛結婚は、

好き → 交際 → 結婚

この一直線が“正解”とされてきました。

しかし、婚活でこの前提のまま動くと、論理派ほど必ず詰みます。

※ここで言う昭和OSとは、
「結婚とはこうあるべき」「夫婦とはこう振る舞うべき」という、
役割分担と感情配慮を前提にした意思決定モデルのことです。

思いやり、気遣い、察する力。

理解できる人には当たり前でも、
それを“前提条件”にされると、論理派は呼吸ができなくなる。


論理派は冷たいのではない

論理派は、感情がないわけではありません。

ただ、順番が違う。

  • 感情派:感じる → 話す → あとで考える
  • 論理派:考える → 感じる → 言葉にする

この違いを無視したまま、

「何を考えているかわからない」
「返信がそっけない」
「気持ちを言葉にしてくれない」

そう評価され続けたら、どうなるでしょうか。

——もう、何も言いたくなくなる。

これは性格の問題ではなく、OSの互換性の問題です。


感情配慮は、人格ではない

私はここを、はっきり切り分けたい。

感情配慮はスキルであって、人格ではありません。

でも婚活の現場では、

配慮できない=人として未熟
察せない=問題がある

そんな評価軸が、今も無意識に使われています。

その結果、追いやられてきたのは論理派です。


結婚は「人生の運営チーム」と生活を回すこと

結婚って本質的には、

  • 長期運用
  • 不確実性あり
  • 人的リソース2名以上
  • トラブル必発
  • 定期メンテナンス必要

——完全に事業です。

なのに、

  • 設計書なし
  • KPIなし
  • 障害対応ルールなし
  • 感情ベース運用

そりゃ、詰みます。


人生の運営チームは3つに分かれる

結婚を「運営チーム」として捉えると、
ハレサポでの相談・成婚・成婚後フォローの現場を通して見えてきた構造として
大きく3つの型に分かれます。

 

これは一般論ではありません。
ハレサポ独自の実務モデルです。

運営チーム別・性能比較表

チーム型 特徴 強み つまずきやすい点 ロジック婚活との相性
安定運用型チーム(論理派×論理派) 意思決定が近い 合意形成が早い 感情の扱いが後回し ◎ 非常に良い
トキメキ恋愛チーム(感情派×感情派) 感情共鳴型 初期の盛り上がり 感情不安定で破綻 ✕ 不向き
チャレンジングチーム(論理派×感情派) OSが異なる 視野が広がる すり合わせが重い ○ 条件付き

※条件付きとは、櫻木がOSを翻訳、または双方が事前に仕様差を理解できている場合


私はチャレンジングチームを選びました

私は、論理派(自分) × 感情派(相手)を選びました。

正直、楽ではありませんでした。
離婚の危機も、何度もありました。

それでも今なら、はっきり言えます。

どちらでも、大丈夫。

重要なのは、
どのOSを選ぶかではなく、
違いがある前提で、どう運営するかです。

論理派 × 論理派は、平穏な日常を回しやすい。

論理派 × 感情派は、楽ではありません。
けれど、お互いに学びが多く、
自分ひとりでは見えなかった視野が、確実に広がります。

私自身のOS再定義

私自身、長い間
「自分は感情派だ」と思っていました。

それは性格ではなく、
「女性はこうあるべき」という昭和OSに
自分を当てはめていただけでした。

気が利くことも、献身的であることも、
論理派であることと矛盾しません。

むしろそれは、
高度な状況判断と最適化の結果だったのです。


論理派が論理派であることを、修正しなくていい

婚活で、

  • 価値観が違うと言われた

  • 話し合いができないと判断された

  • 自分がおかしいのではと感じた

そう思っているなら。

それはあなたの問題ではありません。
OSの前提が合っていなかっただけです。


▶ 人生の運営チームを整理する作戦会議はこちら
(ロジック婚活・個別相談)

※次回のコラム第3話では、(分担・運用・可視化編)を扱います。

この記事を書いた人

櫻木 由佳(ハレサポ代表・婚活戦略コーチ)

「脱・恋愛至上主義。人生を最適化する【ロジック婚活】の専門家」

前職のインテリアプランナーで培った「逆算型工程管理」と、ヨガマネージャーで100名規模のプロジェクトリーダー経験を婚活に転用。
「結婚は人生最強の運営チーム作り」と定義し、2017年にハレサポを設立。


■ コンセプト:感情のバグを取り除き、知性で選ぶ
「好きかどうか分からない」のは、人生を失敗させないための高度な生存本能(知性)
不確かな恋愛感情に頼らず、「人生の運営ルール」を論理的に決める、知性派のための戦略的婚活を提唱。

■ ハレサポの流儀:提供するのは「お世話」ではなく「戦略」
私が売っているのは「成婚」ではなく成婚の先の**「平穏な日常」という価値**です。
貴重な時間の損失を防ぎ、最短ルートで「人生最適化」をサポートします。


IBJ正規加盟店、基礎心理カウンセラー。大阪在住、夫と息子、娘の四人家族。